2018年の秋に、ダナーフィールドを買いました。
レザーの質感が上品で、ワークブーツ感とフォーマルな雰囲気のバランス が気に入りました。
40を過ぎた僕ですが、実はブーツを買うのは人生初です。
それまではなんとなく、ブーツに対する苦手意識がありました。
ひとつは、自分に似合わないんじゃないかという気持ち。
もうひとつは、窮屈で不快なイメージを持っていました。
ダナーフィールドで、見事にその印象を覆されました。
見た目の主張は強くなく、どんな服でも合わせやすいです。
何より快適だし、歩きやすい。
ダナーフィールドのサイズ感について
ABCマートの店員さんに伺いながらフィッティング。
ブーツ初心者の僕は知らなかったのですが、ブーツは小さめでちょうど良いとのこと。
結果としては、確かにその通り。
スニーカーなら27cmとか28cmくらいを選びますが、ダナーフィールドは26.5cmでちょうど良い履き心地 でした。
むしろ、26cmあたりがパーフェクト・フィットだったかもしれません。
ネットで購入される方への参考に
ちなみに、僕の足の形は、甲は高くないのですが幅広。
親指と小指の付け根が、外側に張り出しているような足の形です。
日本人に多い足の形なのではないでしょうか。
足の長さでいえば、26cm~26.5cmくらいでちょうど良いはず。
ですが、大概は横幅が入りません。
スニーカーは、幅に合わせて27cmか27.5cmあたりを選ぶことが多いです。
これだと、爪先はすごく余裕があることが多いです。
アディダスとかコンバースだとそれが顕著なので、最近は履いてません。
ニューバランスやナイキだと比較的、サイズが合わせやすい気がします。
足が痛くなるのでレザーワックスは最初に塗りましょう
買ってそのまま履いたら、めっちゃ足が当たって痛かった。
その時はもう、履く気が失せました。
実は、「履く前にレザーワックスを塗って柔らかくする」というのは、ブーツでは当たり前のことらしい😅
ということで、「エム・モゥブレィ」のデリケートクリームというレザーワックスを購入。
メンテナンスは大好きなので、しっかりと塗ったら、本当に履きやすくなってびっくり。
まだまだ知らないことがありますね。
勉強になりました。
特徴的なシューレース
ダナーのシューレース(紐)の細さにも注目。
これがブーツのシューレースとしては、かなり細いです。
がシャープな印象なのは、このシューレースのおかげかも知れません。
逆に、太くするとキャッチーな感じになると思うので、たまには変えてみるのも面白いですね。
GETABACOのシューレースにアップデート
どうしても緑色の純正が欲しかったのですが、とにかく手に入らない。
フリマアプリだと異常なほど値が高くて、購入に至りません。
そんな時に、色が綺麗で、品質が良さそうなGETABACOのシューレースを発見。
ダナー純正よりもだいぶ太くなり、若干、ポップな印象になりましたね。
面白いのは、履き心地が変わったこと。
紐自体が柔らかく厚みがある分、履き心地もソフトになりました。
伸縮するような素材のため、良い感じです。
ダナーフィールドが注目される理由
ダナーのブーツの中で名作と言われているのが、ダナーライトです。
こだわりが詰め込まれているだけに、6万円代という価格。
良いものですが、気軽に手を出しづらいのも事実。
フィールドはライトに似たスペックを持ちながら、安価に2万円代 という価格設定です。
しかし、フィールドを単なるライトの廉価版と考えるには早計。
「別の素材を採用した別バージョン」くらいのポジションではないでしょうか。
この絶妙なバランスが、注目の理由です。
スペックを必要最小限に抑えた結果、ライトよりも安くなった、そんな印象です。
ダナーライトとの違い
ダナーライトとどこが違うのか、特徴的な部分を比べてみましょう。
半額以下なのに、ライトと同じ部分が多いことに驚きます。
| speck | ライト | フィールド |
|---|---|---|
| 製造国 | アメリカ | ベトナム |
| レザー | フルグレイン防水レザー | フルグレイン防水レザー |
| ナイロン | コーデュラ | それ以外 |
| インソール | ない | ある |
| アウトソール | ビブラム | ビブラム |
| Gore-Tex | あり | あり |
| 価格(税込) | 27500円 | 60500円 |
ビブラムソール
高級なコマンドソールで有名なビブラム社製のソールです。
雨などの悪路でも機能性を発揮する、質実剛健なイメージ。
使用した感覚的には、硬さが程良く、歩きやすい。
歩いていると、しなやかさを感じることができます。
足裏感覚が掴みやすい、という感じ。
Gore-Texだから蒸れない
通気性が良いのか、レザーブーツなのに、蒸れる感じがほとんどありません。
僕は登山部だったので、Gore-Texのスペックには散々お世話になりました😄
まさに、その機能性の高さを味わうことができました。
まとめ:ちょうど良いデザインと機能性 = 定番に決定です
楽しいのが色選びですね。
茶色系も魅力的でしたが、黒を選びました。
ワークブーツですが、上品な印象。
特にレザーの質感が落ち着いていて、主張が激しすぎず日常使いしやすいです。
こういう、「ちょうど良いデザインのブーツ」を探している人も多いでしょう。
そして何より、価格を抑えつつ、ハイスペック素材を可能な限り搭載している点はが素晴らしい。
手に入れやすい価格は、定番として日々使うのに適しています。
どこにでもあるABCマートで購入できるのも、それに一役買ってますね。
疲れにくくて快適なので、今度は旅行などで使ってみたいと思っています。